技術事業化アセスメント

事業化を目指す技術・事業化提案(個別の技術)に対し、フィージビリティスタディ(製品化開発ステージのアセスメント、技術・特許優位性分析、競合・市場ランドスケープ調査・分析など)を提供、事業化を目指す技術が持つ潜在力・リスクを詳細に分析・評価し事業化開発構想・計画の立案に必要な情報を提供します。


【事業化アセスメント(フィージビリティスタディー)サービスとは】

  • 事業化開発を待つ・行なっている技術について、その事業化可能性を技術的・市場的な両面の視点から調査・評価・分析する第三者によるフィージビリティスタディを提供し、総合的な報告書を作成します。
  • 報告書は、対象技術の科学的・技術的な視点からの評価・分析、目指す製品事業における競合の調査、特許・学術論文におけるランドスケープ分析、市場マクロ、規制環境、潜在的な連携企業など、網羅的な情報から構成されます。
  • 対象技術の商業化視点での熟成度(TRL)評価、技術視点から見たValue Proposition(価値提案)の評価チャートによる分析、SWOT分析などを含みます。レポート開発には対象技術の事業化開発に精通した専門家がエディターとして参加します。

【このようなお客様の課題解決に有効です】

  • 開発した技術・特許について事業化フィージビリティ調査を行いたいが、技術評価、特許評価、市場分析などを別々の調査会社・コンサルタントなどに分けて依頼するのは面倒だし全体のまとまりがないため、必要な調査・分析を不足なく統合的かつ経済的に行えないか。
  • 保有技術シーズ群の事業化投資・開発投資の順序・重み付けや投資タイミングを検討・判断するため、技術開発進捗度、市場顕在化度、特許ポートフォリオ分析評価などを、客観的な視点から外部専門家にしてもらいたい。
  • 目指すべき市場ニーズ・技術仕様を明らかにし、事業化で満足すべき製品仕様を開発、開発中技術の現状からの開発ギャップを明確にする事で、製品化に向けた技術課題・開発目標・開発計画を明らかにしたい。
  • グローバルな技術開発型ベンチャーとの業務提携・出資に先立ち、その技術や事業価値を客観的に評価したい。特に、提携候補先の技術分野が自社の事業領域でない場合に有効。
  • 対象事業のプレイヤー・競合・市場状況を俯瞰し、事業化のための戦略開発やリスクアセスメントを行ったり、新規事業のビジネスモデルのアイデアを開発したい。

図1 技術事業化アセスメントの構成

【アセスメントレポート】

分析結果の提供

  • 対象技術の事業化分析に焦点をおいた情報開発・調査分析を含むレポートを成果物として提出します。専門家による対象技術の特徴・価値源泉の分析・評価、目標とするアプリケーションに基づいた既存製品・技術・特許との競合分析等を中心にしたランドスケープ分析・ベンチマーク評価、対象市場評価・規制環境の整理、対象技術とシナジーがあり商業化時に連携が考えられる潜在的なパートナー候補の調査など事業機会・事業開発に有益な情報を含みます。
  • 技術・市場等に関する表面的な情報だけでなく、対象技術の事業化確度を高めることを念頭に、事業化取組み・事業モデルの開発を開始するために必要な情報・調査・評価・分析を含みます。
  • 先端技術系ベンチャー投資のためのデューデリジェンスや技術商業化開発のためのアセスメント分析評価を長年行ってきた専門家がレポート編集をリードし、業界ヒアリングなどを通じ対象技術の商業化にかかる要所を抽出、リスクアセスメントをします。

図2 アセスメントレポートのイメージ(グローバル調査の為レポートは英語になります。日本語版はオプションにてご提供します。