技術事業化支援

研究開発型企業のご担当者様へ

研究成果が製品化に繋がっていない、新規事業の創出がうまく行かない、CVCを導入したが成果が出ないとお悩みの企業様へのご提案いたします。弊社では、シーズ技術の評価・選定から事業化を加速推進するためのプロセスを体系的に導入するための支援プログラムをご用意しています。

事業化加速支援プログラムとは

  • シード技術の事業化加速のためには、対象となるシード技術を企業の新規事業方針とのシナジーや対象市場の状況および技術の熟成度などで、開拓・評価・選別し、その技術に合致した商業化のための計画・方針・戦略を構築する必要があります。
  • シードステージ技術の事業化加速のためには、特に技術の事業化ゴールからみてどれくらい熟成しているかという評価;技術の熟成度の評価と熟成開発の計画構築(開発マイルストン・事業化検証系の構築)重要です (私達はTRL; Technology Readiness Levelという指標と手法の活用を提案しています。主にTRL*4以降の技術開発プロジェクトを対象に商業化プロジェクトのマネージメント及び社内スタートアップの立ち上げをフルターンキーで実施します。)。
  • また才能ある技術者に社内起業家(Intrapreneur)となるべく技術事業化プロセスに関するノウハウを移転するための研修プログラムの提供もおこなうことによる継続的にイノベーションを創出する組織への転換をご支援します。
*TRL: Technology Readiness Level(DARPAやDOE等で採用される9段階の技術レベルの基準)

本プログラムの構成

本プログラムでは、弊社事業化加速専門家チームとお客様からの選抜者とがチームを組みワークショップ形式にて推進致します。事業化加速開発のためのフレームワークを習得する研修プログラムから始まり、技術シーズをテーマ(もしくは技術シーズの探索から開始)とした、新事業開発プロセスをモジュールごとに実施していきます。技術や分野の内容によっては、各分野専門家の参加が必要となる場合もありますので、弊社のネットワークを活用し各技術分野の専門家との連携致します。また新規事業分野において、要素技術を商品として再構成してゆく過程では、外部リソースの活用が必須となるケースが多く発生します。必要な技術を有する企業やベンチャー企業の探索に置いても弊社のネットワークや弊社の提携先による知財分析を駆使し、精度の高いマッチングを実現します。

プログラムの推進プロセス

本プログラムは、時系列的に以下の3段階のプロセスで実施を致します。お客様のニーズにあわせて、それぞれ独立して取り組むことも可能です。

  1. シーズ技術の事業性価値に対する多角的評価及び選別の実施。
  2. 選別したシーズ技術の「成熟化」プロジェクトの実施。
  3. MVP(Minimum Viable Product)開発、Open Innovationの推進を通して事業機会見極めの実行。

【アウトプット例】

一例として、以下のようなアウトプットをご報告書として提供致します。

項目 アウトプット
事業シード・アイデアサマリ ・サマリー
事業シード・アイデア評価・分析 ・事業シード・アイデア評価結果(商業化優先度分析結果)
技術商業化アセスメント ・技術事業化アセスメント方針の取りまとめ資料
・技術事業化アセスメントレポート
技術POC ・技術POC開発プラン/・技術POC開発検証レポート
製品化POC ・POC・リーン実行プラン/・POC・リーン開発結果レポート
事業開発計画 ・バリューチェーン分析・評価及び事業ポジション検討結果
・クライアントニーズ、開発・事業パートナーニーズ調査結果
・マーケットスペック/・ビジネスモデル
・テックマチュレーションプラン(製品化のための技術開発計画)
・知財構築プラン(ベース提案に基づくライセンサーとの交渉計画)
・ビジネスケース/・リスクマトリクス
お問い合わせはこちらをクリック